発熱を伴った頭痛は、髄膜炎、脳炎の可能性があります。

日本人の3~4人に1人(約3000万人)が「頭痛持ち」って言われてます。

多くは、片頭痛とか緊張性頭痛といわれているもので、怖い病気ではないですね。



とりあえず今すぐにツラーイ頭の痛みを抑えるためセデスやノーシン、イブなど

市販の痛み止めを飲んでぐっとガマンしてしまう人が多いのではないでしょうか。




でも、こんな頭痛は要注意です。発熱とともに起こった頭痛です。

脳炎「のうえん」、髄膜炎「ずいまくえん」という感染症です。




脳炎「のうえん」、髄膜炎「ずいまくえん」は、大人にも子供にも起こります。

症状は激しい頭痛と38度以上の高熱が同時に出現するのが特徴です。




後頭部に強い痛みを感じる頭痛が多く、うなじのあたりが硬くなったり、

吐き気や嘔吐がみられます。首を前に曲げようとすると抵抗があり(項部硬直)、

首がかたくなったりしていることも特徴的です。





また意識が混濁したり、意識がなくなったりけいれんやひきつけを生じることもあります

子供さんでは、かん高い、泣き声になって大泉門(前頭部にある頭蓋骨のすきま)がふくらみます。





髄膜炎、脳炎など中枢神経系の感染症による頭痛は、発熱を伴った頭痛です。

速やかに専門医師の診察を受けてくださいね。



脳疾患の専門医療機関はこちらから検索できます。





詳しくはヘルペス脳炎まで

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