めまいと頭痛が急に起こったら、直ぐに専門医師にかかりましょう。

頭が痛いという症状は、日本人の3~4人に1人(約3000万人)といわれています。
いわゆる「頭痛持ち」ってやつですね。





たいていは、生命の危険や身体障害を残すような怖い病気の症状ではなくて、
ただの片頭痛とか、肩こりにともなう頭痛ですね。


というわけで


「頭が痛いなあ」と感じても、頭痛解消のためにノーシンやバッファリンなどの鎮痛剤をのんで、
痛みを抑えてちょっと様子をみている人が多いんではないでしょうか?



まあ、ツラーイ頭の痛みが一時的でも改善してよくなってしまえば、
頭痛の原因までは、まあ、今すぐに調べなくてもいいっかって、考えていますね。



でも



頭痛のなかには、実は、これから紹介する怖い病気が隠されていることもあります。
頭痛を甘くみると取り返しのつかないことになります。



特に急に頭が痛くなった、クルクルとめまいがして、体のバランスがうまくとれなくなった。
手足がしびれたり、使いにくくなった。


これって「脳出血」、特に「小脳出血」や「脳幹出血」を考えます。


脳出血になった人の話では、

「○○時頃、○○していて、急にガツーンと頭が痛くなって、目の前の天井がグルグルまわって
気分がわるくなった。眼を開けると周囲がグルグル回ってなんとも気分がわるい。いきなり嘔吐してしまった。あわてて、救急車を呼んでもらって病院には運んでもらった。」


なんていうのが典型的な小脳出血です。



こんな派手な頭痛とめまいだったら、誰でも直ぐに病院に行きますが、
実際は、症状がわりと軽くて数日間家で横になっていたけどよくならないから
病院で調べてもらったら脳出血だった、なんてことよくありますね。



脳出血は、大人だけの病気ではありません。子供にも脳出血はあります。
急に頭痛とめまいが起こった時は迷わず専門医にかかって頭の検査を受けましょう。

脳疾患の専門医療機関はこちらで検索できます。




詳しくは脳卒中まで


特に脳血管障害を究める改訂第2版はオススメです。

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